レココレに飽きてきた

レコード・コレクターズ7月号
今月号の特集は「ビートルズ/赤の時代の50曲」と題した、
ビートルズが活動期間の前半ともいえる時期の曲のベスト50を選出したもの。
このベスト50は編集部が選出しているのだが、
こういう特集ってどうなの?って思う。
去年も60年代70年代80年代のベストアルバムを選出していたが、
このときはロックの全てのアルバムが対象だったのに対して、
今回はアーチスト単位となってしまったわけだ。
そして来月号の予告で明らかだが、
次号では「青の時代」と称したビートルズ後期のベスト50。
9月号にいたっては「ソロの時代」だそうだ・・・。
気になるのは特集の冒頭に書かれている
「レココレ・ランキングもついに楽曲単位編に突入です。
最初に取り上げるのはザ・ビートルズ・・・」という文言。
これって、今後はアーチストの楽曲単位の特集が増えるということだろうか?
レッド・ツェッペリンやローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズなどなど・・・、
それはちょっと勘弁してほしいよな。
俺はレコード・コレクターズという雑誌を、1988年ぐらいからほぼ毎月読んでいる。
この雑誌をきっかけとして聴いたアーチストもいくつかある。
だから愛着もあるし、簡単に読むのを止める気にもなれない。
もう特集することないの?
すでにいろんなところでも指摘されているが、
ここ何年も、同じようなアーチストの特集が繰り返される。
読者層がそう若くはないだろうから、オールド・ロックの特集ばかりするのは分かる。
(編集部の人も年齢的には若くはないだろう)
でもそろそろ変革の時期なんじゃないかと思う。
新しめのアーチストだって、レココレで取り上げるべき人はたくさんいるんじゃないの?
メタリカだって取り上げられてもいいと思うが、きっとオヤジロックファンどもからの
ブーイングが激しいだろうしなぁ。
なんか飽きてきたよ、俺は。
だけど買ってしまうんだろうけど。

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