ロックの殿堂にも入るし、ELOの思い出をちょっと

Electric Light Orchestra / Time

Electric Light Orchestra / Time

過去にも書いているけど、俺が初めて買った洋楽の「レコード」はエレクトリック・ライト・オーケストラ(以下ELOと記載)の “Time”だった。中学1年だから13歳ごろか、日曜日の朝のAMラジオでポップスベストテン的な番組をやっていて、俺は最初に洋楽をその番組から覚えて行った。その時にヒットチャートに入っていたのがELOのこのアルバムにも入っている “Hold On Tight”だった。これがカッコいいと思って他の曲も聴きたいと思っていたんだよね。確かお年玉でレコードを買ったと記憶しているから、1982年の1月ごろなんだろうな。

  1. Prologue
  2. Twilight
  3. Yours Truly, 2095
  4. Ticket To The Moon
  5. The Way Life’s Meant To Be
  6. Another Heart Breaks
  7. Rain Is Falling
  8. From The End Of The World
  9. The Lights Go Down
  10. Here Is The News
  11. 21st Century Man
  12. Hold On Tight
  13. Epilogue

このアルバム、コンセプトはタイトルにもある「時間」で、曲によって未来や現代と年月を行き来しているような内容となっている。これを初めて聴いた時は “Twilight”から “Yours Truly, 2095″への流れがすげえカッコ良くて、特に後者のテクノのような音はまさに未来を表現した曲だなんて思った。いま久々に聴きながらこれを書いているけど、今でも盛り上がるわ、俺。

ELOは続く”Secret Message”もかなり好きなアルバムなんだけど、実際は”Time”から人気は落ち始めていたんだよね。もともとELOはストリングスを取り入れた曲が多かったけど、このアルバムではもう皆無に等しく逆にシンセ・ポップなバンドになっちゃってたからね。そんなことを知らない中学生の俺は友達にもこのアルバムを録音してあげたりして、みんなで「ELO良いな」みたいなことを言ってたな。

高校生になってからだったかよく覚えていないけど、ELOの1stと2ndをカップリングした2枚組のLPを手に入れたけど、”Time”とは180度違う音でビックリした記憶がある。もろストリングスだったり、ベートーベンの「運命」が鳴ったり、最初はとっつきにくかったよ。ちなみに2枚目の”From The Sun To The World”という曲がELOの曲の中でも最も好きな1曲だ。

80年代後半の”Balance Of Power”というアルバムからは聴いていないし、ジェフ・リンのソロ・プロジェクトとなってしまっている今のも聴いていないな。せめてベヴ・べヴァンと一緒にやってくれないかなと思っているんだけどね。

そういや、前にELOよりも先にELOパート2のことを書いていたよ。

ELOパート2のことをあえて書く
picture from Projekt Birmingham 「私の音楽遍歴(その2)」で最初に買ったLPがELOことエレクトリック・ライト・オーケストラだと書いたので、本当だったらその勢いでELOのことを書くのが普通だが、ここではあえて...

そんなELOは今年2017年のロックの殿堂入りだって。俺はロックの殿堂は興味ないのでどうでもいいんだけど、ここでせめてべヴ・ベヴァンと・・・って2度も言っちゃったよ。